ウイルソンのガラス撥水コーティング剤「新真ガラスコート」が一般発売を迎えた。編集部では発売前から約半年間、この商品の最大のセールスポイントである耐久性をテストしてきた。一般的な商品であれば、そろそろ撥水力が低下してくる頃だが、果たして結果は…。
ウイルソン
新真ガラスコート
中・大型車用セット/実勢価格:2178円前後
小型車用セット/実勢価格:2043円前後

▲カートリッジケースと液剤が別々にパッケージされているのが特徴。品質を劣化させないためガラス製のボトルを採用したこだわりの商品だ
経済的なつけかえ用も新発売!

▲カートリッジケースにボトルを組み込んで使用するため、使い捨てではなく付け替え用を使用すれば継続的に利用することが可能。非常に経済的だ。つけかえ用 中・大型車用/実勢価格:1068円前後(左)、つけかえ用 小型車用/実勢価格:997円前後(中)、交換用フェルト/実勢価格:329円前後 (右)
ガラス撥水コーティング剤を施工していれば、高速道路を走行しているときなどには風圧でフロントガラス上の水玉がサーッと気持ちよく流れ、大雨でなければノーワイパーによる走行も可能な場合も。
一般道でも、大抵の雨は間欠モードで事足りる。安全な視界を確保するために役立つアイテムだ。
しかし、そんな撥水力にも寿命があり、ワイパーゴムや洗車スポンジ/ブラシなどとの摩擦、シャンプーやウォッシャー液などの洗浄成分によって、被膜は劣化して数カ月で剥がれてしまう。
ウイルソンの「新真ガラスコート」は被膜の耐久性が自慢。メーカーの開発テストで62万回以上! のワイピングに耐えると謳うだけに、「それは本当なのか?」と本誌では発売前に商品を入手し、5カ月の長期テストを敢行した。
一般ユーザーと同じ使用状況を想定し、雨の日に普通にワイパーを使い、1カ月に2、3回程度の手洗い洗車を行った。ちなみに駐車場は屋根なしの屋外駐車だ。
【施工手順】
①
②
③
④

①使用前には準備が必要。まず、カートリッジケースのカバー部分を取り外す。②ガラス製ボトルのキャップを取り外し、カートリッジケースに差し込む。③ボトルをカチッと音がするまでしっかりと奥まで押し込む。④最後にカバーを元に戻せば準備完了
三角ヘッドなので隅々まで塗りやすい!

▲フェルト部は三角形で、フロントガラスの角にもピタリとフィットして塗り残さない

▲ボトルも握りやすく、効率の良い塗り込み作業が行える
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