初開催となったジャパンモビリティショー2023(2023年10月28日から11月5日まで開催)で、ホンダが“超隠し玉”を公開したが、ショー前のプレスリリースでは存在を一切明らかにしていなかった。
それもそのはずで、このモデルを今回のショーで公開するか、車名も直前まで決まっていなかったという。車名は50代以上のホンダファンには懐かしいプレリュード。
ホンダ
PRELUDE Concept
プレリュード コンセプト
車名にコンセプトと付いているがエクステリアデザインは、ほぼこのスタイルで登場しそうだ。あえてプレリュードとしたのは、本格的な電動化時代への「前奏曲・先駆け」を意味しているという。
ホンダの三部社長が2022年4月の四輪電動ビジネス説明会の場でスポーツモデルを開発中であることを明らかにしていたが、その1台であるスペシャリティスポーツモデルが今回のショーで初公開されたこのプレリュードだ。
詳細なスペックは明らかにされていないが、シビックのプラットフォームを使ったクーペモデル。ブレンボを使ったディスクブレーキのサイズを見ると、フロントが大型でリヤはそれより小径で、明らかにFFが基本。
ハイブリッドを採用するが、e:HEVとは明言していないところがとても気になる。スポーツモデルに適した新型ハイブリッドを搭載し、MTモデルも用意するのかもしれない。
ウワサでは、すでに開発は最終段階とも伝えられている。早く登場するのを期待して待ちたい。
<文/丸山 誠>