降雪時の車中泊はアイドリング厳禁! 年末年始はスリップ事故やバッテリー上がりにも注意が必要です

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、前回の年末年始期間の救援件数を公開。年末年始のクルマのトラブルを防ぐためだが、発表された資料内に、降雪時の車中泊の危険性を示すデータが! 車中泊をする人は必ず見ておこう。

大雪により大規模なクルマの立ち往生が発生すると、身動きが取れずクルマが雪で埋まってしまう場合がある。JAFはクルマが雪で埋まったときに注意すべき車内の一酸化炭素(CO)中毒について実験を行っている。

結果は、ボンネットの上まで雪で埋まった場合、マフラーの周辺を除雪しないと一酸化炭素濃度は16分で危険なレベルに達することが判明。一酸化炭素は無色無臭で気が付かないため注意が必要だ。

車中泊でも、降雪時にアイドリングしたまま就寝したら、同じ悲劇が起きる可能性大。防寒対策を徹底し、就寝中はクルマのエンジンを停止すること。マナー面から見ても、アイドリングでの車中泊は迷惑なのだ。

 

▲わずか3時間で一酸化炭素中毒死の危険が!

【次ページ】前回の年末年始期間にJAFが出動した件数は5万3993件

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